第1回・2回・3回と正しい叩き方を身に付けるための練習メニューをご紹介してきました。今日はこのシリーズ最後の練習です。
最後と言っても、これが終わったら「正しい叩き方を意識しなくて良くなる」わけではなく、この4回を通して意識する習慣をつけていこう!ということです。
過去3回分をちゃんと取り組んでくださっている方は、結構意識する習慣・心の余裕が出てきているのではないでしょうかー!?
今日明日で身に付くことではない!
意識し続けることで、そのうち…
- 気付いたら正しい叩き方で良い音が鳴る確率が上がってる!
- 1曲通して音の粒を意識して演奏できた!
- 意識するの忘れてても音の粒が揃って、良い音がいつでも鳴らせるようになった!
と感じられるようになってきます。
練習あるのみです。
練習の目的
今日は「正しい叩き方を身に付ける練習」最後のメニューです。
低音と高音が混ざったリズムかつ、4分音符と8分音符が混在している。いわば1~3回の総集編てきなリズムパターンです。
- 4分音符から8分音符に変わるタイミング
- 高低音が入れ替わるタイミング
で、焦らずに「正しい叩き方」を意識することが目的です。
今日の練習メニュー
練習の流れ
メトロノームに合わせて練習パターンを繰り返し演奏します。
テンポが5ずつ上がった音源を用意しましたので、これに合わせて練習してもらえばOKです。
メトロノームで練習できる方はそっちの方がGoodです♪
下記音源はWEBからの再生なので環境によって遅延がおきたりするので…^^;
下の音源は4カウント入ってからスタートです。
練習パターンを10回繰り返した音源が流れます。
4分音符から8分音符に変わる所のテンポ感の把握に役立ててください♪
①テンポ60で練習パターンを10セット
②テンポ65で練習パターンを10セット
③テンポ70で練習パターンを10セット
④テンポ75で練習パターンを10セット
⑤テンポ80で練習パターンを10セット
練習のポイント
高低の移動も多くなって、4分音符・8分音符の入れ替えも多い。
1~3回に比べたら各段にレベルがアップしたリズムパターンです。
実はこの高低移動もテンポ感の入れ替わりも、曲を演奏すると沢山登場してきます。
総集編みたいなリズムパターンの練習ですが、実践にも役立ってくるポイントが沢山詰まっています。
というか詰込みました。こうなる様に仕組んでいます。
だから、焦らず・じっくり・しっかり意識して、今日の練習メニューにも取り組んでくださいね♪
正しい叩き方で音の粒を意識できましたか?
1音1音を大切に演奏する意識を常に持つためには、心の余裕が大切です。
簡単なリズムパターンだからこそ、意識を音の粒に集中させてください!
高低移動はスムーズにできましたか?
移動のタイミングは音の粒が乱れやすいです。
手を上下に動かすという慣れない動作の中でも、ゆっくりのテンポでしっかりと「正しい叩き方」を意識していきましょう!
4分音符から8分音符の変わり目で焦っていませんか?
テンポ感が倍の速さになるので、どうしても気持ちが焦ってしまいがち。
気持ちが焦ると、意識が分散してしまいます。
心の中では常に8分音符を意識しながら4分音符も叩くようにすると、焦らずに演奏できますよ♪