こんにちは、カホン講師のかずねです!
カホンの楽譜ってどんな風に書くのだろう?私にも読めるのかな?と疑問に思っていませんか?
そんな疑問にお答えするために、カホンの楽譜を読むために最低限必要な知識「音符と休符」について解説していきます。
「音符と休符」はカホン以外の楽譜を読むときにも必要な知識なので、音楽に興味があるなら絶対に知っておきたい内容になっています!

この記事は以下のような人にオススメ!
・楽譜を読む自信がない。
・音符と休符ってよくわからない。
楽譜を読むなんて中学校の音楽の授業以来という方は、楽譜がどんなものだったか忘れてる事も多いと思います。
そこで、今回は久しぶりに楽器を演奏してみよう!楽譜ってどんなだっけ?という疑問に応えるために、
楽譜に記載されている「音符と休符」の中でも、特に出現頻度の高い部分に絞って説明していきます。
小中学校の音楽の授業を復習するつもりで読んでみてください。
それではどうぞ!
音符とは?
音符とは、音の長さを目で見てわかるよに記載した記号です。
音符には色々な長さがあり、それぞれ記号が存在します。
どんな種類の音符があるのか見ていきましょう。
音符の種類
私たちが楽器を演奏するときに登場する音符は下記の6種類です。

私たちが目にする音符はほとんどがこの6種類から作られています。
「ほとんど」というのは、これ以上音が短い音符も存在しているからです。
テンポにもよりますが、
人間がカホンで演奏するときに表現可能な音符の長さは32分音符くらいが限界です。
32分音符以降には「64分音符」「128分音符」等があります。
一般的な楽器でも、人間が演奏可能な音符の長さは128分音符が限界と言われたりします。
なので、あまり細かい音の音符は登場しないと思ってもらって大丈夫です!
基準となる音符の長さ
私たちの生活でも右利きが基準となって、モノや建物がデザインされているように、
音楽の世界でも音の長さの基準が存在します。
4分音符
これは世界的に標準規格として扱われています。
楽器の練習で使うメトロノームも4分音符が基準になっています。
4分音符を基準にするってどういうこと?
4分音符が基準として使われている例を
わかりやすく説明するために下の2つについて説明します。
- テンポ表記
- 拍子記号
テンポ表記

「♩=120」と書かれているのがテンポ表記で、
4分音符を基準に、1分間に120回4分音符が鳴る速さで演奏してください。
と書かれています。
拍子記号

「4/4」と書かれた記号は拍子記号と言い、
1小節の中で4分音符を4回鳴らします。
と説明してくれている記号です。
どちらも4分音符を基準に考えられており、
4分音符を基準に演奏することが決まっています。
特にJ-POPやロックと言ったジャンルの曲はほとんどが
- 4分音符を基準にしたテンポ表記
- 4/4拍子
となっています。
音符の長さ

音符の長さを考えるときも4分音符を基準に考えます。
4分音符1回分が1拍なので、それに対して何拍分音を鳴らすかが決まっています。
連続する音符の書き方

同じ音符を連続して演奏するときは、上が繋がった表記になり、
1音だけ演奏するときは、下の単体の表記になります。
どちらも全く同じ音で演奏するのですが、
楽譜を見やすくするために、表記を使い分けています。
休符とは
休符とは、お休みする長さを記載した記号です。
休符にも、音符と同様に色々な長さの記号があります。
休符の種類
音符と同じように休符も
カホンの演奏でよく登場するものだけを6種類に厳選しました。
その中でも赤四角で囲っている休符が頻繁に登場します。

休符の長さ

4分休符を基準にして
4分休符1回分が1拍なので、それに対して何拍分お休みするかが決まります。
音符と休符の長さが分かれば楽譜が読める!
楽譜に書かれている音符と休符の長さが分かれば
カホンの楽譜は簡単に読めるようになります。
カホン以外の楽器でも、音符と休符の長さを読むことはとても大切なので
忘れかけていた人は
しっかり復習をしてから楽譜を見ることをオススメします!
それは実際にカホンの楽譜を読んでいきましょう!