この記事では、前回紹介した魔法のリズム8ビートの練習方法を詳しく解説していきます。
前回紹介した8ビートに加えて、新たに3種類
合計4種類の8ビートの叩き方を紹介していきます。
この4種類が叩けるようになれば、
演奏の幅もめちゃくちゃ広がるので
ぜひチャレンジしてみてください!
4種類の8ビートを演奏できるようになって、
色んな曲に合わせられるようになりましょう♪
8ビート①:何にでも合う超定番パターン
BPM=70
音源は電子ドラム音ですが、カホンで叩くときはハイハット(×)部分をもっと小さな小音で叩きます。
左手(L)は常に小音を、右手(R)は低音と高音を交互に鳴らします。
1拍目(1音目)と3拍目(5音目)の低音が強調される8ビートです。
ロックやポップスに多い4拍子の曲に合わせることもできるし、
2拍子の曲に合わせても全く違和感がなく叩ける万能なリズムです。
2拍子の曲は童謡にも多いので、お子さまとカホンを叩くときはこのリズムさえ叩ければ大丈夫です!
初めは慣れない手の動きで難しいかもしれませんが、
慣れてくると必ずスムーズに手を動かせるようになってきます。
8ビート②:ロック系の定番パターン
8ビート①の手順に、3拍目ウラ(6音目)の左手(L)だけ低音になります。
3拍目のウラ(6音目)に低音を入れて、
4拍目(7音目)を強調すように演奏すると、
躍動感やスピード感がある8ビートになります。
ロック系の曲にカホンを合わせるなら知っておきたいリズムです。
めちゃくちゃ使用頻度が高く、8ビート①の次に万能なパターンです。
8ビート③:バラードに頻出の定番パターン
今度は2拍目ウラ(4音目)の左手(L)から「ドンドン」と続けて低音を鳴らります。
パッと聞いただけでは8ビート②との違いがわからない。
という人も多いです。
2拍目ウラ(4番目)に低音を入れることで、3・4拍目のリズムへスムーズに進めるような8ビートです。
テンポが遅めの曲やバラード系の曲で演奏される機会が多いパターンです。
拍で言うと半拍、数字で言うと1音だけ低音が前にズレてるだけのリズムです。
こんな微妙な違いが大事なん?
と思うかもしれませんが、
人間って0.0001秒タイミングがズレただけでも違和感を感じるもんなので、
この半拍の違いがめちゃくちゃ聴こえ方に影響します。
間違えて8ビート②を叩いていないか、しっかり確認しながら練習してくださいねー!
8ビート④:バリエーションが広がるパターン
2拍目ウラで強調させた後にくる3拍目の小音で、
次の3拍目ウラの低音をより強調させることで、
4拍目への躍動感を表現したようなパターンです。
3拍目の小音がめちゃくちゃ難しいです。
難しくて叩けないよ!という方は
8ビート④だけに絞った練習方法の記事を後日アップ予定なので、
そちらを参考にしてください。
8ビート①②③は、
1曲通して同じリズムを延々と繰り返し演奏していてもOKなリズムパターンなんですが、
8ビート④だけは、
1曲通してこのリズムしか出てこないという事はほぼないです。
8ビート④だけは特殊で、
大抵の場合は①②③のいずれかと組み合わせて使われることが多いのが特徴です。
まとめ:それぞれの使い時は曲にマッチしてるかどうか。
今日紹介した8ビート4種類は
どんな時に使い分ければいいのでしょうか。
それはズバリ!
曲の雰囲気とマッチしてるときに使います。
めっちゃふんわりした表現…
語彙力のなさ…(笑)
音楽って別に正解があるわけではないんです。
「ある人は8ビート①を演奏してるけど、私は8ビート②の方がマッチしてる気がする!」
となっても良いんです。
そう思ったら8ビート②で叩けば良いんです。
今日紹介した8ビート4種類がしっかり音で表現して演奏できるようになれば、
曲に合わせて叩いたときに
あれ?この8ビートなんか違和感
この曲は8ビート②より③の方が合ってるな
ここは8ビート④入れた方が曲に合いそう!
とかって、何とな~くわかるようになってきます。
とは言え、
カホン始めたばかりだと
そんなんわかるわけないやろ~!!!
ってなるので、
まずは沢山叩いてみることが大事です。
まずは好きな曲やテレビ・ラジオから流れてくる曲に合わせて
8ビート①②③④どれでも良いので、
適当に合わせてみましょう♪
合っているか、間違っているかは気にしなくて大丈夫!
楽しく叩けているかが
最初はすごく大切です。
で、各8ビートが叩き慣れてきた人向けに
次回の記事ではちょっとレベルアップして、
今日紹介した4種類の8ビートを組みわあせたパターンを練習していきます。
8ビート④を組み合わせるってこういう事ね~!
と納得いただけると思いますので、
ぜひ次の記事も読んでみてね♪