大阪でカホン作りと講師をしているかずねです。
今回は、前回の8ビートをさらに応用したリズムをご紹介します。
まだ前回の8ビートを練習していないよって人はレベル1から読んでね!
そもそも8ビートってなんやねん!
という人はこちらから読んでね!
で、今回は8ビートレベル1のリズムを使って、
演奏のバリエーションを増やしていこう!
という内容です。
それでは行ってみよーう!
8ビート〈レベル2〉はレベル1の4種類を組み合わせたパターン
レベル1で演奏できるようになったリズムパターンを2個ずつ組み合わせて演奏します。
レベル1では、1つのパターンで1小節でしたが、
レベル2では、2つのパターンを組み合わせて1パターンになります。
なので、2小節で1パターンの8ビートになります。
前半の8ビートがメインで演奏されている曲にバリエーションを加える感じで後半の8ビートを演奏することが多いです。
なので、「8ビート①ばっかりで飽きてきたなぁ~」
ってときは、今回紹介する8ビートのパターンを入れてみましょう!
うん。
文章だと何言ってんだかよくわからないので(笑)
さっそく楽譜で見ていきましょう!!
8ビート①②の組み合わせ
- 前提8ビート①と②がそれぞれ叩けること
- ステップ1メトロノームなしで、リズムを確認する
まずは手の動きだけをゆっくり確認しましょう。
メトロノームなしでOKです。
確実に動かせていたら、ステップ2へ進みます。 - ステップ2メトロノームに合わせて演奏する
今度はメトロノームに合わせて演奏します。
「メトロノームに合っていることが、自分でわかる!」
それくらいの余裕ができたら、ステップ3へ進みます。 - ステップ38ビート①と②が混乱して叩いていないかチェックする
ちゃんと叩けているつもりでも、②を繰り返してしまうときがあったりします。
「間違った、合っている、が自分でわかる!」
それくらいの余裕ができたら、ステップ4へ進みます。 - ステップ4全て同じ音で演奏できているか録音してチェックする
下記を必ずチェックしましょう。
- 低音は左右共に同じ音色・ボリュームで叩けていますか?
- 高音は左右共に同じ音色・ボリュームで叩けていますか?
- 小音は全て同じ音色・ボリュームで叩けていますか?
「録音してチェックする」具体的な方法については、
最後のまとめに詳しく書いたのでぜひチェックしてみてねー! - ステップ5楽しく演奏すること!
- ステップ6テンポを5~10ずつ上げて、ステップ2から繰り返そう!
ここから下で紹介するステップでは、
同じ内容の詳細は省いて説明しますね~。
重要な所だけ書いているので、飛ばさす読んでみてね。
8ビート①③の組み合わせ
- 前提8ビート③が叩けること
- ステップ1メトロノームなしで、リズムを確認する
- ステップ2メトロノームに合わせて演奏する
- ステップ38ビート①と③と②が混乱して叩いていないかチェックする
特に②と③の叩き分けは頭が混乱しやすいので注意です!
③を叩いているつもりなのに②やった…。
なんてこともしばしば。「今は③、これは②の8ビートや」と自分でしっかり認識して叩けるようになりましょう♪
- ステップ4全て同じ音で演奏できているか録音してチェックする
- 低音は左右共に同じ音色・ボリュームで叩けていますか?
- 高音は左右共に同じ音色・ボリュームで叩けていますか?
- 小音は全て同じ音色・ボリュームで叩けていますか?
- ステップ5楽しく演奏すること!
- ステップ6テンポを5~10ずつ上げて、ステップ2から繰り返そう!
8ビート①④の組み合わせ
- 前提8ビート④が叩けること
- ステップ1メトロノームなしで、リズムを確認する
- ステップ2メトロノームに合わせて演奏する
- ステップ38ビート④が混乱して叩いていないかチェックする
④は他の8ビートに比べると独特な手の動きをしています。
手の動きや音が間違っていないか、ここで再度確認しておいてください。 - ステップ4全て同じ音で演奏できているか録音してチェックする
- 低音は左右共に同じ音色・ボリュームで叩けていますか?
- 高音は左右共に同じ音色・ボリュームで叩けていますか?
- 小音は全て同じ音色・ボリュームで叩けていますか?
- ステップ5楽しく演奏すること!
- ステップ6テンポを5~10ずつ上げて、ステップ2から繰り返そう!
8ビート②④の組み合わせ
- ステップ1メトロノームなしで、リズムを確認する
- ステップ2メトロノームに合わせて演奏する
- ステップ38ビート②と④が混乱して叩いていないかチェックする
さっきまでの8ビート①と違い、1小節目からしっかり頭を使いながら叩かないと最初は難しいパターンです。
④に入ろうと思って叩けずに②を叩いてしまった~。
といったことがないように。
難しいときはテンポを遅くして練習してみてください。 - ステップ4全て同じ音で演奏できているか録音してチェックする
- 低音は左右共に同じ音色・ボリュームで叩けていますか?
- 高音は左右共に同じ音色・ボリュームで叩けていますか?
- 小音は全て同じ音色・ボリュームで叩けていますか?
- ステップ5楽しく演奏すること!
- ステップ6テンポを5~10ずつ上げて、ステップ2から繰り返そう!
8ビート③④の組み合わせ
- ステップ1メトロノームなしで、リズムを確認する
- ステップ2メトロノームに合わせて演奏する
- ステップ38ビート②と③が混乱して叩いていないかチェックする
8ビート④を入れるのが難しいのはもちろんですが、
②と③が混同しやすいので注意ポイントです!②④のパターンに叩き慣れていたら
③④を叩いているつもりが、途中で間違えて②④を叩いてしまっていたりします。 - ステップ4全て同じ音で演奏できているか録音してチェックする
- 低音は左右共に同じ音色・ボリュームで叩けていますか?
- 高音は左右共に同じ音色・ボリュームで叩けていますか?
- 小音は全て同じ音色・ボリュームで叩けていますか?
- ステップ5楽しく演奏すること!
- ステップ6テンポを5~10ずつ上げて、ステップ2から繰り返そう!
まとめ:「録音してチェックして分析する」までやれば完璧★
手の動きに慣れてきたら、ステップ4の録音をしてみてください!
どこかの音が小さくなったり、
大きくなったりしていると
聴いたときに凸凹のリズムになってしまいます。
聴き心地も悪く、ノリにくいリズムになるので、
ステップ4まで行けたら、録音してみることがオススメです。
スマホのボイスメモでも十分です!
波形が出るタイプのボイスメモで録音できるとよりGood!
音のダイナミクス(ボリュームの大小)を視覚的にチェックできるので、
録音を聞きながら、
「ここの左手が小さいな~」とか
「ここの右手だけめちゃデカい!」とか
「小音叩いてるつもりやのに、高音とほぼ同じやん!」とか
自分の音を分析してみてください~
ただ…
機械での録音は、「大きすぎる音を制御してバランスよく録音」されるようになっています。
だから、繊細なダイナミクスを録音することは難しいです。
結構大きく叩いていたつもりの所が、
意外と大きな音で録音されてなかったな~
なんてこともあります。
そして、うん。
面倒くさいですよね~。
録音して、後から聴き直すのって。
だから、録音は毎回じゃなくて大丈夫です!
結構練習して、上手く鳴らせるようになってきたかも~♪
と自画自賛できてきたら、
試しにいっちょ録音してみるか~
くらいの頻度でOK!
ゆる~く
楽し~く
演奏しながらレベルアップしていきましょ~!
次回は16ビートに挑戦していきます。
お楽しみに~♪
おわり!