大阪でカホン作りと講師をしています、かずねです。
前回は8ビートの応用バリエーションのリズムパターンを紹介しました。
今回は、8ビートが叩けるようになった人が、
さらにカッコよくカホンを演奏できるリズムパターン
16ビート
について紹介します!
16ビートが叩けるようになると、
めちゃくちゃカッコイイリズムを刻めるようになりますよ~!
16ビートと8ビートの違い
なんだか似てる言葉だし、
聞きなれない人も多いと思います。
8ビートは1小節に8個音が入っていたので、8ビートと呼んでいました。
一方16ビートは、
1小節の中に16個音が入るので
16ビートと呼ばれています。
8ビートに比べると、16ビートは、
1小節で叩く音の数が2倍になります。
16ビートはこんなリズムです。
スマホで見ている方は音符が多すぎて見にくいかもしれません。
楽譜で書くと、
こんなに音の密度が増えるのが
16ビートです。
16ビートの王道パターンを叩いてみよう!
では、この16ビートの超王道パターンをカホンで叩いてみましょう。
音符の表記は今までと同じです。
音符の読み方が分からない人は下の記事を参考にしてね。
16ビートはゆっくりのテンポから練習しましょう
8ビートに比べると
16ビートは音の数が2倍。
つまり、
手を動かすスピードも8ビートの2倍になります。
これまでの記事で、8ビートを練習してくれた人は
テンポ70で叩き慣れてきたと思ます。
これが16ビートになると、
テンポ70で叩いても、
手を動かす速さはテンポ140で8ビートを叩く速さと同じです。
そう考えると、めちゃくちゃ速い!!!
だから、
ゆっくりのテンポ(50くらい)から
手を動かす練習を始めましょう。
実際には、8ビートのように高音と低音が沢山出てこないので
使用するパワーはもっと少ないので、
テンポ50くらいなら、スムーズに手を動かせる人は多いかなと思います。
16ビートは ”小音” がめちゃくちゃ大事
8ビートの2倍の数音を鳴らすんですが、
増えるのは
低音、高音ではなく
小音です!
小音を小さな音で刻むことで
カッコいいリズムを表現しています。
この小音が実はくせ者で、
小さな音で叩くことが、結構難しいです。
良く聴くと聞こえるくらいの小さな音で鳴らすのがポイントです。
この小音が大きく鳴ってしまうと、
バタバタとうるさいだけのリズムになってしまって
カッコいいはずのリズムが、
ダザイリズムになってしまうので注意しましょう!
小音は小さな音で叩く!
これだけは忘れずに16ビートの練習をしてください!
16ビートはスタミナが必要
8ビートの2倍の速さで手を動かすので当たり前ですが、
1曲全てを16ビートで演奏するには、
それなりに練習とスタミナが必要です。
8ビートの時は
「好きな曲に合わせて叩いてみてね」
と言っていましたが、
16ビートの場合は
曲に合わせると、
- 直ぐにバテテしまう
- テンポがズレてしまう
という人がほとんどだと思います。
なので、まずは16ビートを安定して叩けるようにゆっくりのテンポで慣れていきましょう。
テンポ50くらいの、ゆっくりで叩いているうちは
あんまりカッコよくカホンが叩けている気がしませんが、
テンポ70くらいで叩けるようになると
「カッコイイ!」と思ってもらえるようになってきますよ!
この時も
小音は小さく叩く!
事を忘れずに~♪
まとめ:16ビートは練習すれば誰でもカッコよくカホンが叩けるリズムです。
初めのうちは
ゆっくりのテンポだったり、
小音が大きくなってしまったり、
思うような音でカホンを鳴らせないかもしれません。
ですが、少しずつ練習すれば、
絶対にカッコイイ16ビートが演奏できるようになります!
練習とは慣れること
人それぞれ習得スピードは異なりますが、
少しずつ慣れていければ大丈夫です。
昨日よりホンの少しできるようになっている自分を褒めてあげましょう♪
次回は定番8ビートを16ビートに置き換えたパターンを4種類紹介します。
まだ8ビート4種類を習得してないよ!
という人は8ビートの記事からどうぞ!