曲の練習は大きく分けると【3ステップ】
曲の練習には、大きく分けると3段階あります。
【ステップ2】メトロノームに合わせて練習
【ステップ3】曲に合わせて練習
【ステップ1】から順番に練習していくことで、最短で曲を演奏できるようになります!
1つずつ練習方法を詳しく説明していきます。
①ゆっくり手の確認
まずはテンポは気にせず、ゆっくりと楽譜の通りに手を動かしてみましょう。
このとき4つのポイントを確認しながら練習しましょう。
・音を口で言えるようにする
・手を動かす
・フィルインが来るタイミングを何となく覚える
(曲の構成を把握する)
特にフィルインが来るタイミングの部分は、しっかり手の動きを確認しておきましょう!
※テンポは気にしなくてOKです。
手がしっかり動かせるように練習しましょう。
スムーズに手が動かせるようになってきたら、【ステップ2】へ進みましょう!
②メトロノームに合わせる
原曲を目標のテンポにして、まずはゆっくりのテンポから、メトロノームに合わせて練習しましょう。
メトロノームに合わない所、大きくズレてしまう所は、苦手なポイントなので、その部分だけを抜き取って、【ステップ1】に戻って確認しましょう。
例えば、原曲のテンポが100の場合は、テンポ70くらいから練習しましょう。
目標テンポのメトロノームに合わせる事ができるようになったら、【ステップ3】へ進みましょう!
③曲に合わせる
いよいよ曲に合わせて演奏します!
ぶっちゃけこの練習が一番楽しいです!
曲に合わせて演奏することを楽しむために【ステップ1・2】があります。
いざ、曲に合わせて演奏してみると…
「曲が流れていると慌ててしまう」「メトロノームなら演奏できたのにー!」と悔しい思いをすることもあるでしょう。
上手く演奏できない部分があれば【ステップ1・2】に戻って確認してから、また【ステップ3】に戻ってくればOKです!
一度【ステップ3】までたどり着けば、【ステップ1・2・3】を行ったり来たりしながら、苦手ポイントをクリアしていきましょう!
苦手ポイントは「ゲーム化」しちゃおう!
「ここ苦手なんよね」「もうすぐ苦手な所がくる…(力みがち)」みたいにマイナスな気持ちで挑むと、敵は手強いです。
そこで私は「苦手ポイントをゲーム化」する事をおすすめします。
という気持ちで挑戦してみると、苦手な所の克服が少し楽しくなりませんか?
経験値が足りなくてボスが倒せなかったら、【ステップ1】【ステップ2】に戻って経験値を積み直しましょう。
苦手ポイントをゲーム感覚にしてしまうことで、練習が楽しくなりますよ。
個人的には、苦手ポイントが沢山ある方が「ゲーム化」できる所が増えるので好きです(笑)
やってはイケない練習方法
- いきなり【ステップ3】の曲に合わせる
- できない所があるのに【ステップ3】ばかり練習する
これは絶対にダメな練習方法です。
【ステップ2】でメトロノームとズレてしまう所は、曲に合わせても演奏できません。
必ず【ステップ1】に戻って、手の動きを確認し直してから【ステップ2】へ戻ってきましょう。
「何となく」演奏できている感じは、演奏できていません。
1音1音がしっかり鳴らせて、ムダな音や動きもなく、自分の音をしっかり分析できて初めて「演奏できるようになった」と言えます。
できない所があるのに曲にばかり合わせていても、練習の効率が悪いです…。
【ステップ1~3】を行ったり来たりしながら、効率的に練習しましょう!
カホン練習で忘れてはイケないこと
カホンを練習する上で絶対に忘れてはいけないこと、それは…
楽しむこと!!
楽しく演奏するために【ステップ1・2】の練習はとても大切です。
でも【ステップ1・2】ばかりで飽きてしまった時は、できなくても【ステップ3】の曲に合わせて演奏して楽しむことも重要です。
とにかく、楽しむことが一番の上達への近道です。
そのために先述した「苦手ポイントのゲーム化」は非常に有効な練習方法です。
まとめ:練習は楽しむことで最短上達!
今日は曲を効率的に練習する方法を紹介しました。
【ステップ1・2】の練習はとても大切です。
必ずサボらずに練習することで、確実に上達して難しい曲に挑戦できるようになります!
サボりそうになったら「苦手ポイントのゲーム化」や「できなくても曲に合わせる」ことで、楽しみながら練習できる工夫をしましょう。
曲に合わせて演奏出来るようになると、カホンの楽しさが倍増します!
ぜひ今日紹介した【ステップ1~3】を参考に、じっくり練習に取り組んでみてください。