【基礎練習】アクセント〈レベル1〉エクササイズ1~4

アクセント

大阪でカホン作りと講師をやっています、かずねです。

今日は前回の記事で紹介したアクセント練習(シングルノート)の詳しいやり方について説明していきます。

この記事はこんな人におすすめ!
  • カホンをカッコよく叩くための練習方法が知りたい
  • カホンの基礎練習メニューが知りたい

目標パターンだけ聴くと難しく感じるかもしれませんが、
スモールステップで少しずつクリアしていけるように
4つのエクササイズを用意しているので

ぜひ、1つずつじっくりチャレンジしてみてください!

アクセント練習の楽譜読み方

「>」が付いている音がアクセント音です。

今回はアクセント音を全て「高音」で叩きます。

なにも付いていない音符は全て高音の「小音」で叩きます。

※本記事の音源は電子ドラム音なので小音の音が大きいです。
練習ではもっともっと小さな音で叩く練習をしてください。
指がトントンと触れるくらいの小さな音が小音です。

それでは、目標パターンからどうぞ!

アクセント練習〈レベル1〉目標パターン

音源はBPM=50

目標パターン

16分音符で小音を叩いて、アクセント部分で高音(強音)を叩く

※電子ドラムの音源なので小音の音が大きいです。
練習ではもっともっと小さな音で叩く練習をしてください。
指がトントンと触れるくらいの小さな音

まずはすごくゆっくりなテンポ「BPM=50」が目標です。

まず、実際に手を動かしてみましょう。

左手(L)で叩く、B・Dのパターンは
ゆっくりのテンポでも上手く叩けないかもしれません。

いやいや、これ難しない??
と感じているかもしれませんが、
ご安心を!!

この記事をしっかり読んで、
1つずつ確実に、確実にクリアしていけば
必ず叩けるようになりますので!

あきらめずに一緒に頑張りましょう♪

アクセント練習で意識する3本の柱


前回の記事でも詳しく説明した3本の柱を絶対に忘れずに練習をしましょう。

各エクササイズがクリアできているかの判断基準にもなるので
独学の場合は特に意識しながら練習をしてみてくださいね~!

それでは、最初のステップへ行ってみよう!!

エクササイズ1

練習ステップ
  1. メトロノームに合わせて16分音符を小音でひたすら叩く
  2. 16分音符に慣れてきたら、アクセントAを1回だけ叩く
  3. ②に慣れてきたら、アクセントAを2回続けて叩く
  4. ③にも慣れてきたら、アクセントAを4回続けて叩く
  5. 小音を4回(1小節)、アクセントAを4回(1小節)を交互に叩く

まずはメトロノームに合わせて16分音符を小音で叩きます。
エクササイズの楽譜では1小節しか記載していませんが、
初めのうちは、小音で何小節分も叩いてOKです。
むしろ叩いてください!!

16分音符を小音で叩くことが結構難しい!
という人も多いです。

なので、小音で16分音符が正確に演奏できるようになるまで小音を叩き続けてください。

「正確に演奏できているかわからない」と感じている場合は、
音源を何度も聞いて、同じタイミングで音が鳴らせるように、
手をひたすら動かしましょう。

小音のボリュームは
指がトントンと触れるくらいの小さな音
で叩いてくださいねー!!!

小音が正確に叩けるようになってきたら、
やっとここでステップ2へ進んで、1回だけアクセント音を入れます。

3本の柱
アクセント練習3本の柱
  1. 音色:小音・高音が毎回同じ音で演奏できるようにする
  2. テンポ:正確なタイミングで全ての音を叩くことができるようにする
  3. ダイナミクス:小音・アクセントが毎回同じボリュームで叩けるようにする

アクセント練習3本の柱を必ず意識しながら演奏してくださいね!

エクササイズ2

練習ステップ
  1. メトロノームに合わせて16分音符を小音でひたすら叩く
  2. 16分音符に慣れてきたら、アクセントBを1回だけ叩く
  3. ②に慣れてきたら、アクセントBを2回続けて叩く
  4. ③にも慣れてきたら、アクセントBを4回続けて叩く
  5. 小音を4回(1小節)、アクセントBを4回(1小節)を交互に叩く

エクササイズ1をクリアできている人なら、ステップ①は飛ばしてOKです。

恐らくステップ②が難しくてつまずく人続出ポイントです。

正確に16分音符が小音で叩けていても、
思っているタイミングで高音を鳴らすことが難しいと思います。

特に右利きの方は逆の左手(L)でアクセントを叩くので、
全然いう事聞いてくれない左手に笑ってしまいます…

普段動かし慣れていないので当たり前なんですが、
利き手よりも反応が遅く、動かしにくいです。

なので、初めは左手(L)アクセントが少し大きく叩ければOK!
正確なタイミングで反応できていれば音がしっかり鳴っていなくても
ファーストステップはクリアできた!
と喜びましょう♪

要は慣れていないだけなので、
練習を続けていれば必ず左手もスムーズに動かせるようになってきます。

少しずつ左右の音色が均一に鳴らせるように、左手も慣らしていきましょう。

エクササイズ3

練習ステップ
  1. メトロノームに合わせて16分音符を小音でひたすら叩く
  2. 16分音符に慣れてきたら、アクセントCを1回だけ叩く
  3. ②に慣れてきたら、アクセントCを2回続けて叩く
  4. ③にも慣れてきたら、アクセントCを4回続けて叩く
  5. 小音を4回(1小節)、アクセントCを4回(1小節)を交互に叩く

エクササイズ2よりは遥かに簡単にクリアできると思います。

アクセントCのタイミングは「裏拍」と呼ばれるもので、

拍を数えるときに「1と2と3と4と」と数えることがあります。

この「と」と言っているタイミングが裏拍で、
アクセント練習ではCパターンにあたります。

恐らく全くリズムなんて気にして生活してこなかった人でも、
裏拍のタイミングを感じた事は必ずあります。
「これが裏拍か」と意識したことがないだけです。

なので、エクササイズ3は比較的スムーズにクリアできると思います。

エクササイズ4

練習ステップ
  1. メトロノームに合わせて16分音符を小音でひたすら叩く
  2. 16分音符に慣れてきたら、アクセントDを1回だけ叩く
  3. ②に慣れてきたら、アクセントDを2回続けて叩く
  4. ③にも慣れてきたら、アクセントDを4回続けて叩く
  5. 小音を4回(1小節)、アクセントDを4回(1小節)を交互に叩く

エクササイズ2と同様に左手(L)でタイミングが難しいパターンです。

エクササイズ2と同様に
正確なタイミングで手が反応して小さくても音が鳴らせていたら
ファーストステップはクリアです。

慣れてきたら、少しずつアクセント音をしっかり鳴らせるように練習していきましょう。

まとめ:3本の柱を意識しながらアクセント練習をクリアするのは難しい

今回はアクセント練習レベル1(シングルノート)をマスターするために、
3本の柱を意識しながら、4つのエクササイズで練習してきました。

アクセント練習3本の柱
  1. 音色:小音・高音が毎回同じ音で演奏できるようにする
  2. テンポ:正確なタイミングで全ての音を叩くことができるようにする
  3. ダイナミクス:小音・アクセントが毎回同じボリュームで叩けるようにする

「3本の柱を全て意識して叩ける」状態でクリアです。

エクササイズ2と4は、かなり難易度高いですが
何度も練習して、少しずつ左手を慣らしていきましょう!

各エクササイズがクリアできたら、目標パターンに挑戦してみてくださいね。

ここまでできたら、次はレベル2へ進みます。
今回のアクセントA・B・C・Dをさらに難しくしていきますので
ぜひチャレンジしてみてください!

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