大阪でカホン作りと講師をしています、かずねです。
今日はカホン上達で最も重要といっても過言ではない!
アクセント練習
について解説していきます。
- カホンが上手くなりたい!
- どんな練習をすればいいかわからない
- かっこいいリズムをカホンで演奏できたらな~
って人におすすめの基礎練習メニューです。
アクセント練習とは強弱のメリハリをつける練習
例えば16分音符を連続して叩くとき、
ノンアクセントだと
アクセントなしだと
アクセントありだと
同じ16分音符を連打するリズムですが、聴こえ方が全然違ってますよね!
これがアクセントを付けて演奏する
ということです。
リズムにアクセントが付けれるようになると
- リズムにメリハリをつけることができる
- より表現豊かな演奏が可能になる
- めっちゃカッコよく聞こえる
というメリットがあるので、
ぜひアクセント練習を通して
あなたもアクセントをマスターしていきましょ~う!!
アクセント練習の種類
アクセント練習には様々な種類があります。
- シングルノート
- ダブルノート
- 同時打ち
- フラム
- 指技
など様々な練習メニューがありますが、
全ての基本は①シングルノートで
②以降は①シングルノートの応用練習です。
まずは基本の①シングルノートから
しっかりマスターしていきましょう!
アクセント全パターン①
まずはこちらの表をご覧ください。
これがアクセント全パターン①です。
この16個のパターンを、
4分音符、8分音符、16分音符、
と様々な音符に変換して練習します。
だから、わざと音符で表記しておりません。
- 大人なら8分音符か16分音符で
- お子さんや高齢者なら4分音符か8分音符で
に変換して演奏すると、最初はやり易いと思います。
アクセント練習方法(シングルノート)
アクセント全パターン①の
丸1つにつき1音鳴らすのが
シングルノート練習のやり方です。
アクセント練習基本のやり方
- 白丸は小音で叩く
- 青丸は高音を強く叩く(アクセント音)
まずはアクセント音を高音で練習していきましょう。
高音は低音に比べて、手の上下の動きがない分タイミングを取りやすいからです。
慣れてきたらアクセントを
- 低音に変えて練習したり
- 低音と高音を混ぜて練習したり
- 小音のボリュームを変えたり
と、様々な応用練習ができるようになります。
アクセント練習で意識する3本の柱
では早速叩いてみよう!
となる前に。
まずは、アクセント練習をする目的を明確にしておきましょう。
「なにができるようになるためにアクセント練習をするのか」
つまり、アクセント練習の目的です。
これを意識して練習すると、しないとでは
同じ練習をしても身に付く力に雲泥の差が生まれます。
最初はこの3本の柱をしっかり意識しながら取り組んでみましょう!
1つずつ詳しく説明していきます。
①音色:小音・高音が毎回同じ音で演奏する
叩き方の基本でもある「音色」を統一させることを意識しましょう。
利き手と逆の手では、手の当て方や力加減を同じにすることが難しいです。
しっかり意識して練習を積み重ねていく必要があります。
- アクセント前後の小音
- 左手の音(利き手と逆の手)
この2つは特に音色が変わりやすいので注意して練習しましょう。
テンポ:正確なタイミングで全ての音が叩く
- 利き手と逆の手のタイミング
- アクセント前後のタイミング
小音・アクセント音に関わらず、この2つはタイミングが掴みにくいのでズレやすいです。
正確なタイミングで叩けているか、録音して確認してみましょう。
③ダイナミックス:小音・アクセントのボリュームが毎回同じになる
- 利き手と逆の手のアクセント音
- アクセント後の小音のボリューム
利き手と逆の手は、利き手に比べてアクセントが弱くなりやすいです。
アクセントの左右差をなくせるように意識して叩きましょう。
アクセント後の小音のボリュームが大きくなる人が多いです。
音の強弱をコントロールできるように意識して叩きましょう。
この3つの柱を習得するためにアクセント練習をするんだ!
と頭の片隅に置いて練習してきましょう。
まとめ:アクセント練習は3本の柱を意識しよう
初心者向けアクセント練習方法について解説しました。
次回の記事ではアクセント練習メニューを紹介するので
実際に手を動かして練習してもらえたら嬉しいです。
アクセント練習をするときは必ず
3本の柱を意識しながら取り組みましょう。
アクセント練習3本の柱
- 音色:小音・高音が毎回同じ音で演奏できるようにする
- テンポ:正確なタイミングで全ての音を叩くことができるようにする
- ダイナミクス:小音・アクセントが毎回同じボリュームで叩けるようにする
必ずこの3本の柱を頭の片隅に…と言わず
もう紙に書いて見える所に貼ってしまってもいいくらい
意識しながら練習してみてください!
それではアクセント練習〈レベル1〉にチャレンジしてみましょう!